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2012年 06月 03日

腕時計の頂点 PATEK PHILIPPE Ref.5002 スカイムーントゥールビヨン。最初で最後の出会い

何年越しかで、ついに先日入荷したパテック フィリップRef5002を簡単ですが、ご紹介させていただきます。
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この時計を取り扱えることは、時計商としての金字塔で、 カミネとしてそして私個人としても生涯における貴重な体験となりました。

先ずは、こちらが専用の化粧箱です。
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これほどの時計の箱としましては
それほど大きいものではありませんが、
時計の箱としては、これまた最高のものです。
極めて上質なWOODを磨き上げ飾られている上、
金具は全て18金の彫金仕上げで、
至上のクォリティです。

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昨年、パテック フィリップ本社工場を見学した際
その中に時計のパーツをエングレービングをする
アトリエがあり、トップレベルの職人が
このカラトラバマークをアレンジしたデザインの
彫金を入念に仕上げているところをみました。
この時計の箱を作るのに、こんなに手間がかかるのかと
驚きましたが、その工程を経て完成します。
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化粧箱には手で彫られた
「Sky Moon Tourbillon」と
「Patek Philippe」の銘板が
貼り付けられています。
箱に時計をセットすると、このようになります。
(触るのが恐ろしいですが・・・)
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化粧箱と時計そのもののバランス箱のセンターに収まった姿
時計というより芸術品として、この世の頂点というのにふさわしく、壮麗さすら感じさせます。

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5002モデルは、パテック フィリップが
これまで製作した最も複雑な腕時計で、
最初のダブルフェイスでもあります。

時刻表示の他北半球の天空星座図を表わし、
月の軌道も示します。

ミニットリピータートゥールビヨン
永久カレンダー
をはじめとする
稀少で驚異的な複雑機構が満載です。
部品総数は686個に及び、
その一部は顕微鏡を使わないと
はっきりと見えない微小なものです。

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この時計を象徴する右側の2つの大きなリュウズの反対側にカラトラバの彫金で装飾されたスライトピースが存在します。
これをゆっくりスライドさせることでミニットリピーターがその時刻を奏でます。

この時計に搭載されているリピーターは、パテック フィリップ社の誇るカセドラルゴングと呼ばれるもので、
言葉通り聖堂に響き渡る鐘の音色で時刻を知らせます。

ご納品時に、お許しを得てレバーをスライドさせるとトアロード店2F全体に重厚で美しく、壮麗な音が響き渡りました。
豊かな音色と残響の大きさがカセドラルゴングの特長です。

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天文学的な超複雑腕時計である、
この5002スカイムーン・トゥールビヨンは
1個を完成させるのにパテック フィリップ社の
エリート技師で構成された数名のチームにより
数か月の作業が必要とされ、
これまで年間で僅か2点のみ
製作されてきましたが
昨年で製造が終了しました。

従って、今後はファーストオーナーとして
新たに入手することは不可能となりました。
現在、そして将来的にも著名なオークションでは
レコードを塗り替えていくことになるでしょう。

最後に、この時計をご納品させていただきました
お客様に対しまして、この上なく貴重で光栄な機会を
与えてくださいましたことに、心から感謝申し上げます。
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by toru_kamine | 2012-06-03 17:10 | steely men


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